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BMWの故障しやすいパーツは?故障の原因や長く乗るコツについて解説!
2022年7月8日

はじめに

 

輸入車の中でも特に人気の高いメーカー、BMW。

 

BMWに限らず、輸入車は壊れやすい・故障しやすいというイメージを持つ方が多いようです。

 

昔は特にゴム製品や内装の劣化、電気系統の故障が多いという事実もありましたが、今では国産車と並ぶ品質の自動車が多くなっています。しかし故障しやすい部品があるのもまた事実。

 

今回はBMWの故障しやすいパーツ、なぜ故障が起きるのか、輸入車に長く乗るには何に気をつければよいかについて解説します。

 

故障の原因は?

国産車と比べると輸入車は壊れやすい、というイメージは昔から根強いです。

 

輸入車の故障の原因と思われる要素を、3つに絞って挙げてみました。

日本の気候の影響

まず故障の原因となる要素のひとつが、車の設計段階で想定されている環境と日本の環境が違う点です。

 

日本の気候は、夏は高温多湿、冬は極寒など四季があるため、電気部品やゴム部品が雨や高温多湿の影響で劣化・故障しやすいと言われています。

 

特に夏場は樹脂パーツやゴム製パーツに負担がかかり、部品の劣化が早まります。

 

現在はグローバル化により様々な環境に対応できるパーツを使用している輸入車が多いとはいえ、過酷な気候には変わりありません。

 

メンテナンス不足

日本車の場合はメンテナンスを怠っても即故障することはあまりないですが、BMWのような輸入車の場合は消耗品や部品を定期的に交換することを前提に作られています。

 

そのためメンテナンス不足で性能が低下したり、走行性能に不調が出ることがあります。

 

結果として、日本車は頑丈で輸入車は壊れやすいというイメージに繋がっているようです。

 

想定されている走り方と違う

車を設計・製造している国と日本の道路事情が異なる点も、故障に繋がる要素のひとつです。

 

例えばヨーロッパで作られた車の場合は、想定されている環境が日本とまるで違います。

 

ヨーロッパではコンクリートで舗装された道だけでなく、石畳の道や長くて真っ直ぐな高速道路など、様々な道路環境があります。

 

ドイツにはアウトバーンと呼ばれる一部速度無制限区間の道路も存在し、路面状況が多様で日本より高速で走る場面も多いです。

 

一方、日本の場合は市街地など信号の多い場所でストップ&ゴーが多く、狭い路地が入り組んだ場所もあって、車にとっては過酷な使用環境です。

 

BMWの故障しやすいパーツ

BMWの故障原因や壊れやすい部品を一言でまとめると、原因として多いのはオイル漏れ、壊れやすい部品は大抵樹脂またはゴム製、ということになります。

 

詳しく見ていきましょう。

エンジンなどからのオイル漏れ

BMWだけでなく輸入車全体で一番多い故障原因が「オイル漏れ」です。

 

特にエンジンヘッドカバーやオイルパンのパッキン、オイルフィルターパッキンなどから多く発生します。

 

エンジンなどからのオイル漏れは、放置するとハーネスやコネクター類に付着し機器類の不具合を起こします。

 

オイル漏れで電気機器が故障することもあり、「輸入車は電気系統が弱い」と言われる原因にもなっています。

 

パワーステアリングのオイル漏れ

パワーステアリングはステアリング(ハンドル)を回す力を補助するものです。

 

油圧によるパワーステアリングの場合はオイル漏れが発生することがあり、ハンドルを切った時に「ギューギュー」と異音がしたり、停車していたところにオイル染みが残ったりします。

 

そのまま放置すると二次故障の原因になるため、早急な修理が必要です。

 

パワーウィンドウレギュレーター

パワーウィンドウレギュレーターは窓の開閉に必要な部品です。

 

ここにトラブルが発生するとウィンドウレギュレーターのレールが落ちて窓の開閉ができなくなり、窓が開いた状態で動かなくなります。

 

パワーウィンドウレギュレーターはモーターで内部のワイヤーを動かして窓を上下させます。部品の一部に樹脂が使われているため、経年劣化に弱い箇所です。

 

パワーウィンドウレギュレーターが故障した場合、ユニット全体を交換するので修理費用は3~6万円ほど必要になります。

 

エキスパンションタンク

エキスパンションタンクはラジエーターから出る水蒸気を液体に保ち、ラジエーターへ戻す役目の部品です。

 

ラジエーターは車のエンジンが高温になるのを防ぐ部品で、故障するとエンジンを冷やせなくなりオーバーヒートやエンジンの焼き付きを起こします。

 

エキスパンションタンクは樹脂製、ラジエーターホースはゴム製で耐久性が高くありません。

 

ここが故障してしまったら早く修理しないと重大な事故につながってしまいます。

 

足回り

BMWは足回りの故障も注意しなければなりません。特に重要なのはドライブシャフトブーツの破損です。

 

車が走るにはエンジンで生まれた駆動力をタイヤに伝えなければいけません。この駆動に関わる部品の総称をドライブトレインといいます。

 

その一部であるドライブシャフトはエンジンとタイヤをジョイント部でドライブトレインに連結する部品で、ドライブシャフトブーツはそのジョイント部分を保護するゴム製品です。

 

ドライブシャフトブーツが破損すると最悪の場合ドライブシャフトが折れてしまい、走行不能に陥ります。

 

他にも足回りの部品であるブッシュ類やショックアブソーバー本体からのオイル漏れも多く、丸ごと交換となると交換費用が高くなります。

 

BMWに長く乗るには?

故障してしまう前に、長く乗るにはどうすればいいのか知っておきたいところです。

 

 

まず故障が起きたときは、故障が起きた箇所や故障した状況をハッキリさせておくことが重要です。このポイントを押さえておけばスムーズに修理に出せます。

 

故障個所を知るには日ごろの点検と、故障診断機のある整備工場などで故障した箇所を調べてもらう必要があります。故障診断機は置いていないところもあるので、あらかじめ確認が必要です。

 

次に故障した状況を把握しましょう。走行中だったか、停車時だったか、状況によって故障した理由がわかることがあります。故障時に何か変な音がした場合はそれも修理業者に伝えるとベストです。

 

 

そしてBMWに限らず輸入車に長く乗るにはなによりも定期的なメンテナンスが大切です。

 

国産車の場合はエンジンオイル交換くらいで他はノーメンテナンスでも不具合が少ないですが、輸入車だとそうはいきません。

 

車検はもちろんですが、半年~1年に1度は定期点検を行い、不具合が起きる前に部品交換することが欠かせません。

 

定期的なオイル交換も大切です。少しでも異変を感じたら、すぐに専門店やディーラーで点検してもらいましょう。

 

まとめ

輸入車の故障しやすいイメージの理由は「メーカーの想定した環境と日本の環境が違うこと」「国産車と違って定期的にパーツ交換することを前提としていること」「本国との走り方の違い」などが考えられます。

 

BMWの故障原因・故障個所として多いのはエンジン回りなどのオイル漏れ、樹脂製パーツやゴム製パーツの破損など。

 

故障を防ぐためには定期的なメンテナンスで故障する前に部品を交換することが必要になってきます。

 

半年から1年に1回、定期点検に出すことで、愛車と長く付き合っていきましょう!

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