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ポルシェの歴史と現行モデルについてご紹介!
2021年10月27日

はじめに

 

ドイツの高級自動車メーカーといえばポルシェを思い浮かべる人も多いでしょう。

洗練された性能やデザインは多くのクルマ好きが憧れるところです。かつてはスポーツカー専門のブランドでしたが、時代の移り変わりとともに取り扱い車種も大きく変わり、SUVや4ドアクーペなど、2人乗り以外の車も多く取り扱っています。

 

この記事ではポルシェの種類と現行の車種についてご紹介します。

 

ポルシェの歴史

ポルシェはフォルクスワーゲン・タイプ1を設計したフェルディナンド・ポルシェが1930年ごろデザイン事務所として設立したのがきっかけで、息子のフェリー・ポルシェによって自動車の製造・販売が開始され自動車メーカーとしての道を歩み始めました。

 

1990年代前半には経営難がささやかれていましたが、1996年にポルシェを代表するスポーツカー911よりも価格を抑えたボクスターを投入し業績回復に努めました。

1997年には911のデザインと設計を刷新し、2003年にポルシェ初のSUVであるカイエンを、続いてケイマンやパナメーラを発売。カイエンのヒットをうけてコンパクトSUVのマカンを発売し、これらのSUVによって経営状況は好転しました。その結果、現在ではスポーツカー専門メーカーとしてのイメージは薄れつつあります。
2012年にフォルクスワーゲン社がポルシェ社の株式をすべて取得し、ポルシェはフォルクスワーゲンの完全子会社になりました。

 

ポルシェは長年スポーツカーが主流でしたが、今では売り上げ販売台数の多くを占めるのはSUVです。カイエンやマカンといったSUVが世界的に大ヒットし、ポルシェの屋台骨を支えています。

 

現行モデルは7種

718 ボクスター

ボクスターはオープンソフトトップを持つ2シーターのオープンカーです。

 

車名の由来は「ボクサーエンジン」と「スピードスター」を掛け合わせたもの。ボクサーエンジンとは水平対向エンジンのことで、背が低く振動が少ないというメリットがあります。
1996年にデビューした当初のボクスターはミッドシップ(車体の中央付近)に2.5Lボクサー6気筒エンジンを搭載しており、モデル型式は986型でした。その後、2004年に2代目ボクスター987型、2012年には3代目ボクスター981型へと進化し、2016年に「718ボクスター」と名称を一新しました。

 

現在は718ボクスター、718ボクスターT、718ボクスターS、718ボクスターGTS4.0の4種類があります。
728および718Tモデルは2.0L水平対向4気筒ターボエンジン、Sモデルは2.5L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載、718GTS4.0モデルはパワフルな4.0Lの6気筒自然吸気エンジンを採用しています。

 

いずれもミッドシップ(車体の中央付近)にエンジンが搭載されており、フロント部分と車体後部はほぼ直方体のトランクスペースになっているため、見た目によらず結構荷物を積むことができます。
718ボクスターの積載量はフロント部分が150リッター、後部が125リッター、合計275リッターで、サイズにもよりますがゴルフバッグやトランクを積んでレジャーに行くことも可能です。

 

新車価格は718ボクスターが768万円、ポルシェではエントリーモデルという位置づけです。グレードが上のものになると1000万以上するものもあります。

718 ケイマン

ケイマンはボクスターをベースに開発されたクーペモデルの車です。

 

ケイマンの初代モデル、ケイマンSは2005年にボクスターをベースに開発されました。ボクスターとはアクスル(車軸)、サスペンション、ステアリングなどを含む車の足回り機構(シャシー)を共有する兄弟車です。その後改良を重ね、2016年に新モデル718ケイマンが発表されました。エンジンは水平対向6気筒エンジンからターボ付きの水平対向4気筒エンジンになり、性能がさらに向上しています。

 

ボクスターとはボディが違うだけであるため共通点が多く、ケイマンも車の前後に荷物を積むトランクスペースがあります。
元々はボクスターよりケイマンのほうがグレードが高かったのでボクスターより割高な価格展開だったのですが、718の登場によりケイマンは手の届きやすい価格帯になりました。

 

718ケイマンの新車価格は729万円、こちらもボクスターと同様にグレードが上だと1000万円以上するものもあります。

911

911シリーズはポルシェを代表するスポーツカーで1964年に初代911が発売されており、現在は第8世代モデルが販売されるロングセラーシリーズです。
特徴的な流線型のデザインと丸目のヘッドライトは初代から今に至るまでずっと継承されています。

 

一貫してRR(リアエンジン・リアドライブ)駆動のレイアウトを採用しているのが特徴で、RRレイアウトの車が少なくなった現在では、スポーツカーではこの911が唯一となります。
また、直列やV型エンジンが主流となった現在でも水平対向エンジンを採用することによって、走行中も振動が少なく、快適な乗り心地を実現しています。走行性能も申し分なく、一般的な横置フロントエンジン・フロントドライブの車と比べると安定感に大きな差があることを実感できます。

 

現行の911シリーズは911 Carrera&Targa、911 Turbo、911 GT3の3種類です。
新車価格は911 Carreraが1,429万円、トップグレードの911 Targa GTSは2,199万円です。

パナメーラ

パナメーラは2009年に登場したポルシェの高級サルーンで、現在は2代目モデルが販売されています。

 

911を彷彿とさせる、クルマのルーフからトランク(リアデッキ)にかけてなだらかに傾斜したファストバックスタイルは、一目でポルシェとわかるデザインです。
従来のポルシェにはない4ドア、トランク、後部座席などを設け、生活車両として工夫されており、高級スポーツカーでありながら広い世代を対象としている点が魅力といえます。

 

ベースグレードのパナメーラは全長5,050mm×全幅2,165mm×全高1,425mmと車そのもののサイズが大きく、ポルシェを代表するモデル911より広い空間が確保できるため、家族で利用するユーザーも見られます。
高級車ならではのレザーシートは乗り心地が良く、インテリアの高級感はポルシェの中でも随一です。後部座席の背もたれを倒せばきちんとフラットになり、荷室空間が拡大します。また、0-100km/h加速が4秒を切るモデルもあり、スポーツカーに匹敵する動力性能を誇ります。

 

エンジン、駆動方式、仕様によってラインナップが細かく分かれており、ベースグレードのパナメーラは1,249万円、トップグレードのパナメーラターボSEハイブリッドは2,973万円です。

カイエン

ポルシェ初のクロスオーバーSUVであるカイエンは2002年に登場し、ポルシェの経営状況を好転させた立役者です。

 

初代はフォルクスワーゲンと共同で開発しており、同一のプラットフォームを使用しています。
プレミアムSUVとして成功を収めた初代、燃費性能を向上させた2代目と進化が続き、現行モデルとなる3代目カイエンは、従来のシャシーから65㎏軽減した新型シャシーを備え、前後サイズの異なるミックスタイヤとリヤアクスルステアリングを採用し、オンオフ問わず優れた動力性を発揮します。さらに標準装備となったアクティブ制御の4WDシステム、ポルシェ4Dシャシーコントロールにより実現する最高のコーナリング性能、3チャンバーエアサスペンション、そして電子制御ロール安定化システムのPDDC(ポルシェダイナミックシャシーコントロールシステム)など、オンロード性能もぐっと進化しました。

 

そして最上級モデルであるカイエン ターボSは、4.8Lツインターボエンジン搭載、0-100km/h加速4.1秒で2,290㎏の重量をものともしない高級スポーツカーさながらの動力性能を持つパワフルな車です。
カイエンのベースモデルの新車価格は1,096万円、ハイエンドモデルであるターボSは2,441万円です。、

マカン

ポルシェのコンパクトSUVであるマカン。他メーカーのコンパクトSUVと比べるとやや大きいですが、カイエンでは大きすぎるというユーザーにはおすすめのモデルです。日本仕様のマカンは右ハンドルのみなので、日本の道路事情にもマッチします。
先進の運転支援システムを数多く搭載しており、アダクティブクルーズコントロールにはブレーキアシストや歩行者検知機能が備わっています。車の前後を画像と音で確認できるサラウンドビュー付きパークアシスト機能もあり、駐車時も安心。トラフィックジャムアシスト機能も優れ、一定の速度の間はステアリングを支援してくれます。
全モデルマニュアルミッションのみというのも特徴の一つです。全モデル4WDで7速PDKデュアルクラッチトランスミッション搭載、エンジンは、ベースモデルは直列4気筒ターボ、ハイブリッドモデルはV型6気筒ツインターボエンジンです。
ベースモデルのマカンの新車価格は754万円、ハイエンドモデルのマカンSは977万円です。

タイカン

タイカンはポルシェ初の電気自動車で、ポルシェとしては今までにない4ドアのスポーツサルーンという新しいモデルです。エンジンを搭載しないため、車高が低くスポーツカーらしいデザインが特徴的。911に似たシルエットで、最高速度は260km/hと発表されています。
タイカンは800Vの高性能バッテリーを搭載し、ポルシェの行ったテストによると15分の充電で400kmの走行が可能とのことです。
充電機能も優れており、目的地を設定する際に電力を抑えたルートを選択することができたり、バッテリーを最適な温度に調整したり、電力消費を抑えたりできます。
新車価格はベースモデルで1,203万円、ハイエンドモデルで2,468万円です。

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